自転車旅行のはじめ方

私の場合、今では、夏になると2週間から1ヶ月くらいの間旅に出るようになってしまいましたが、 自転車旅行をやってみようかなと思った方で、いきなりこのような旅に出ることは、まず無理でしょう。 そこで、最初は、近場を日帰りで走ってみるといいと思います。 また、自転車にもいろいろと種類があります。

●自転車の選び方
自転車には、ママちゃり、マウンテンバイク、クロスバイク、ロードレーサー、ランドナー 等といった種類があります。
ママちゃりでも、日帰り程度の自転車旅行はできると思いますが、輪行ができなかったり、 坂道できついといった問題があります。 ちなみ、輪行とは、自転車を分解(車種や袋の種類によりますが、タイヤをはずす程度)して_、 専用の袋に詰めて、電車にのっけて、目的地まで運ぶことです。
マウンテンバイクは山道を走るために作られたチャリですが、普通の道でも十分快適に走れます。
クロスバイクは、マウンテンバイクのようなフレームで、タイヤが細いチャリで、 マウンテンバイクよりも軽快に走れます。
ロードレーサーは、舗装路を走るために作られたチャリですが、タイヤが細いため、 パンクしやすかったり、こけやすかったりします(私の仲間は)。
ランドナーは、ツーリング用の自転車です。自転車旅行にはこれが最適!?

おすすめとしては、マウンテンバイク・クロスバイク・ランドナーあたりが良いでしょう。
ちなみに私は、GT社のAVALANCHE(99年)というマウンテンバイクに乗っています。

●日帰り自転車旅行のしかた
まず、地図を眺めて、自分の行ってみたい所を探し、走るコースを決めましょう。 そのときの注意点としては、標高差に注意しましょう。 とくに、峠越えなどは結構きついところが多いです。体力だけでなく気力も必要になってきます。
次に持ち物の準備をします。日帰り自転車旅行での持ち物としては、
  自転車、パンク修理セット、地図、保険証のコピー、ライト、テールライト、雨具
  (コースによっては)非常食、などなどです。他にお金、携帯電話など普段の持ち物を持っていきます。
雨具は、ゴアテックス製のものがおすすめです。普通のカッパではむれてしまいますが、 これならほとんどむれません。ただ、値段が少々高めです。
準備ができたら実際に走ってみましょう。
また、おすすめの地図としては、普通の道を走るのであれば、昭文社の県別マップルがおすすめです。

●自転車旅行のしかた
日帰り同様に、まずコースを決めます。このときの注意点は、自分が一日でどれくらい 走れるかということをよく考えてコースを決めてください。
コースを決めたら、宿や、キャンプ場を利用する場合は予約を取りましょう。
そして装備としては、
  自転車の装備:ライト、テールライト、キャリア、サイドバック、ボトルケージ
  持ち物:パンク修理セット、地図、保険証のコピー、非常食、着替え、お風呂セット、雨具、ゴムひも
       (テント、コッヘル、ガス、ガスヘッド、シュラフ、銀マット)
       [スペアブレーキシュー、タイヤチューブの予備、ブレーキワイヤーの予備]
(  )内の持ち物は、本格的なアウトドア派の人向け。[  ]内の持ち物は、長期間の自転車旅行をする場合。
準備ができたら気をつけて走ってきてください。 また、広範囲を走る方におすすめの地図としては、昭文社のツーリングマップルがおすすめです。

●本格的にはじめようとする人へ
皆さんが自転車旅行を楽しむとき、自転車に乗っているわけですが、これには結構危険がつき物です。 下り坂でこけたり、交通事故に遭ったりする場合があります。私の周りでも、こけて怪我をした人が 少なからずいます。そんなときのために、ヘルメットやグローブの着用をお勧めします。
それでは、交通ルールやマナーを守って楽しんでください。